IVR・着信拒否の設定

番号付きルームへの着信を、音声ガイダンス(IVR)で振り分けたり、特定の番号からの着信を拒否したりできます。 設定は Web 利用者画面(hub.naruko.app)から組織管理者が行います。

⚠️ ご利用の前提

IVR・着信拒否はクラウドPBX(アドオン機能)が有効な組織で、 組織管理者のみが設定できます。 また、着信を受けるには電話番号を割り当てたルームが必要です (番号の申請・割り当ては Pro プランの組織の管理者から行います)。

1. この機能について

Web 利用者画面の「ルーム」の着信設定(IVR)と 「着信拒否番号」から設定します。 IVRは「かかってきた電話を、音声案内でルーム会議・留守電・外線転送へ振り分ける」機能、 着信拒否は「特定の番号からの着信を遮断する」機能です。どちらも番号付きルームの着信に対して働きます。

2. ルーム着信設定(留守電・録音・営業時間)

  • 着信方式を選べます。既定は「一斉呼び出し」=参加者の端末を一斉に呼び出し、先に出た1人が対応します(電話のように1対1で話したいときに便利)。「会議呼び出し」=着信すると参加者全員が同じ通話(会議)に参加します。
  • 電話番号を割り当てたルームごとに、着信時の動作(留守電・通話録音・無応答で留守電に切り替わるまでの秒数)を設定できます。
  • 着信時に鳴るメンバーは「ルームの参加者」と自動で同期されます(この画面では変更しません。参加者の追加はチャットのルーム設定で行います)。
  • 営業時間スケジュール(営業時間・定休日・祝日)を設定すると、時間外の着信は留守電に切り替える/切断する、といった出し分けができます。未設定なら24時間着信します。
  • 通話録音の ON/OFF はルーム(電話番号)ごとに切り替えられます(既定は ON)。OFF にすると録音しません。
  • まだ電話番号が無いルームは、この画面の案内からNarukoマート(請求画面)の「電話番号の申請」へ進み、用途=ルームで対象を選んで運営へ番号発行を申請できます(Pro プランの組織の管理者向け)。申請中のルームは「電話番号を申請中(運営の確認待ち)」と表示されます。
  • 各ルームの「編集」から、ルーム名とアバター画像を変更できます(アプリからも変更できます)。

利用者画面 →「ルーム管理」を開き、ルームごとの「着信設定」や「営業時間スケジュール」の編集から設定します(着信設定は電話番号が付いたルームで編集できます)。ルーム自体もこの画面から作成できます。

ルーム管理の画面
ルーム管理(留守電・通話録音・無応答秒数・営業時間スケジュール・電話番号申請)

3. IVR

  • 電話番号を割り当てたルームに、着信 IVR(音声ガイダンス+プッシュ操作)を設定できます。
  • IVR を使うかどうかは「電話番号設定」の「使い方」(音声 / FAX / IVR)で切り替えます。メニューの中身はルーム画面の「着信 IVR」で編集します。
  • 発信者が押した番号(ダイヤル)ごとに、別ルームの会議へ/留守電(このルーム)へ/外線へ転送、に振り分けられます。
  • メニュー音声(ガイダンス)は、読み上げる文章を入力して「音声を生成」(TTS)するか、WAV ファイルをアップロードして登録できます。
  • 例:「お電話ありがとうございます。営業は1、サポートは2を押してください。」のように案内し、1→営業ルーム、2→サポートルームの会議へつなぐ、といった振り分けができます。

まず 利用者画面 →「電話番号設定」でその番号の「使い方」を IVR にします。 そのうえで 利用者画面 →「ルーム」→ 対象ルームの「着信 IVR」の「編集」を開き、 押された番号(ダイヤル)と振り分け先(ルーム会議 / 留守電 / 外線転送)・メニュー音声を設定して保存します。 IVR をやめるときは「使い方」を「音声」に戻します(メニューの設定は残ります)。

ルーム画面の設定カード(着信設定・営業時間スケジュール・着信 IVR・AIエージェント)
ルーム画面の設定カード。「着信 IVR」の状態がここに出る(編集は電話番号設定で「使い方」を IVR にしてから)

4. 着信拒否番号

  • 迷惑電話などの番号を「着信拒否番号」に登録すると、その番号からの着信を拒否できます。
  • 番号にメモ(名前)を付けて管理でき、一覧から追加・削除します。
  • 登録した番号は着信時に自動で照合され、IVRの拒否処理で使われます。
  • 非通知(番号非表示)の一括拒否は着信拒否番号ではなく、IVR側の設定で扱います。

利用者画面 →「着信拒否番号」を開き、拒否したい電話番号(と任意の名前)を追加します。削除も同じ画面から行えます。

着信拒否番号の利用者画面
着信拒否番号の追加・削除

5. 着信 Webhook(外部連携)

  • 電話番号への外線着信があったとき、あらかじめ登録した URL へ発着信情報を自動送信(HTTP POST)します。CRM 連携・着信ログ・自動処理のトリガなどに使えます。
  • 送信タイミングは「着信呼出時」「着信応答時」「着信切断時」から選べます。切断時は発着番号・通話時間・結果などをまとめて送信します(呼出時はまだ確定していない項目があります)。
  • 送信先は「組織全体(既定)」または電話番号ごとに設定できます。番号に個別の設定が無ければ組織全体の既定が使われます。番号ごとに送信先 URL を分けたい場合に便利です。
  • 送信先は https:// の URL のみ。データは JSON(application/json)で送られます。1 つの対象(番号または組織全体)× 送信タイミングにつき URL は 1 つ登録できます。
  • 外線着信(Pro プラン)に含まれる機能で、追加料金はかかりません。設定は組織管理者、または「着信 Webhook」権限を付与された利用者が行えます。

利用者画面 →「着信 Webhook」を開き、対象(組織全体または電話番号)・送信タイミング・送信先 URL を登録します。編集・削除も同じ画面から行えます。

着信切断時に送られるデータの例:

{
  "uniqueid": "1721380000.123",
  "calldate": "2026-07-19 10:00:00",
  "calldate_answer": "2026-07-19 10:00:05",
  "calldate_end": "2026-07-19 10:03:00",
  "call_status": "ANSWERED",
  "caller_phonenumber": "0312345678",
  "callee_phonenumber": "0312349015",
  "call_duration": "175"
}

タイミングごとの充足フィールド・リクエスト仕様・受信側の実装ヒントなど、開発者向けの詳しい仕様は 着信 Webhook の仕様(開発者向け) を参照してください。